「マリオ、お城へおいで。ケーキを焼いておきました。敬具、きのこ姫より。」 「わあ、ピーチ姫からのお誘い！すぐに出かけます。待っていてくれるといいんですけど！」 キノコ城に住む姫からの招待状に、マリオは大喜びで、急いで晴れ着に着替えて、すぐに城を後にした。 「うーん、なんだか様子がおかしい…静かすぎる…」 不安な予感を振り払い、静まり返った城に足を踏み入れたマリオは、ぶっきらぼうな声に迎えられた。「誰もいない！逃げろ！ブッ、ハッハッハ。」 どこからともなく聞こえてくるような音。 「誰だ！どこかで聞いたことのある声だ…」 マリオは城中を探し始めた。ほとんどの扉は鍵がかかっていたが、開いている扉を見つけて中を覗き込んだ。壁には、彼が今まで見た中で最大の絵がかかっている。そして、絵の後ろからは、今まで聞いたこともないような奇妙な音が聞こえてくる… 「誰かが呼んでいるような気がする。この絵にはどんな秘密が隠されているんだろう？」 マリオは思わず絵に飛びつく。絵の中に引き込まれると、目の前に別世界が広がる。 絵の中に入ったマリオは、ボム兵との戦いの真っ只中にいる。ボム兵仲間によると、何者かが…あるいは何かが…突然城を襲撃し、「パワースター」を盗んだという。このスターは城を守っている。このスターを操り、ボム兵はキノコ城を乗っ取ろうと企んでいる。 その計画を成功させるため、彼は絵の世界の住人たちをモンスターに変えようと企んでいる。このままでは、まもなく絵の中からモンスターたちが溢れ出し始めるだろう。 「こんなに狂気的で、ずる賢い計画…これはきっとクッパの仕業だ！」 キノコ姫とキノピオも行方不明です。クッパが盗んで絵の中に封印したに違いありません。マリオがすぐにパワースターを取り戻さなければ、この世界の住人はクッパの軍勢となってしまいます。 「クッパは逃げられないぞ、俺がここにいる限りは！」 盗まれたパワースターは絵画世界のいたるところに隠されています。知恵と力を振り絞ってパワースターを取り戻し、キノコ城に平和を取り戻しましょう。 「マリオ！頼れるのはお前だけだ。」