「PEAK」について

今回は、PEAKをご紹介します。謎の島で遭難した自然スカウトとして仲間と手を取り合いながら、刻一刻と変化する山を登り切らなければならない、知略と連携が問われるクライミングアクションです。

ゲーム概要

「PEAK」は、2025年6月16日（Steamにて）に配信された、Aggro CrabとLandfall Gamesによる共同開発タイトルです。

プレイヤーは、謎めいた島に乗り捨てられた自然スカウト（Lost Nature Scouts）となり、島の中心にそびえる山を登り、救助を待つという設定。シングルプレイでも可能ですが、最大4人でのオンライン協力プレイを想定した設計が特徴です。

主な特徴

• 協力クライミング体験：最大4人で挑む本作では、友人との協力が成功の鍵。ロープや登攀用の杭（ピトン）を設置し、仲間を引き上げたりサポートしたりする行為が戦略的にも安心感としても重要です。
• バイオームで構成された山の登攀ルート：4種のバイオームを通って頂上を目指す構成となっており、それぞれが固有の危険と工夫を含んでいます。例えば雪山、火山、熱帯、崖など。
• 24時間毎に変化するマップ：毎日違う島・山のレイアウトが用意されているため、リプレイ性が高く、何度でも新鮮な体験が可能です。
• 生存と体力管理の要素：登るだけではなく、空腹やケガ、スタミナの消耗といったサバイバル要素が登山の緊張感を高めています。誤った一歩が大事故につながる緊張感も。
• 対応言語・環境：日本語を含む14言語対応、オンライン専用ではなくソロプレイ対応、実績やトレーディングカードも備えています。

配信・価格・展開

価格はSteamで約 $7.99（日本国内では約880円とも報じられています）。開発・配信スタジオ両社ともに、急速に知名度を高めたタイトルとなっており、売上・プレイユーザー数ともに短期間で注目を集めています。

開発背景

本作の興味深い点として、元々ゲームジャム発想からスタートし、短期間でのスプリント開発を経て本格リリースに至っていることが挙げられます。韓国・ソウルでの合宿開発なども話題に。

こうした開発プロセスの軽快さが、ゲーム本体のテンポやユーザー体験にも好影響を与えているとされます。

ゲームプレイの流れ

プレイヤーは島に上陸後、まずは装備を整え登山ルートを見定めながら進行します。登攀中はロープの設置、杭の打ち込み、足場の確保といったアクションが求められ、仲間と役割分担しつつ進むことで成功率が高まります。スタミナが枯渇すると一気にピンチに陥るため、ペース配分・休息・物資管理も重要です。

また、単に登るだけではなく、倒木・落石・吹雪・溶岩などバイオームごとのギミックがプレイヤーに変化をもたらし、ルート選択の自由度やチャレンジ性を高めています。仮に失敗しても「また登る」意欲をそそる設計になっており、そのリプレイ性が高評価につながっています。

追加要素・アップデート

リリース後も対応が迅速で、たとえば「ココナッツを投げて仲間を‘ボンッ’とノックできる」などのユーモラスな要素も導入されました。また、マルチプレイの利便性向上、ローカライズ対応（日本語含む）も展開済み。

日本語対応・国内状況

2025年7月11日付のアップデート（バージョン1.7）で日本語対応が実装され、日本のユーザーも遊びやすくなりました。日本国内でも「1週間で100万本突破」などのセールス実績が報じられており、インディーながら注目タイトルとなっています。

レビューの傾向・評価

本作「PEAK」に対する評価傾向を整理します。肯定的なレビューとしては、以下のような意見があります。

• 協力プレイの楽しさが際立っており、仲間と互いに助け合いながら登っていく体験が豊富に味わえる。
• 短時間でスリリングな体験が得られる設計で、テンポが良く「すぐ始められてハマる」点が評価されている。
• マップが毎日変化する仕組みや、登山というテーマを活かしたサバイバル要素が、インディーゲームらしい斬新さを持っている。
• 価格設定が手頃ながらも、しっかり作られておりコストパフォーマンスが良いという声。
• ユーモア交じりの演出や「落ちて笑う」ようなハプニングが多数あり、これが“友達とのプレイ”において盛り上がる要素になっている。

一方で批判的なレビューとしては、以下のような意見があります。

• コンテンツ量（バリエーション）がやや限られており、プレイ回数が増えると「やることが同じ」に感じてしまうという指摘。
• ソロプレイでは協力プレイ時ほどの醍醐味や盛り上がりを感じにくく、仲間がいる前提の作りであるという声。
• ネットワーク接続やマルチプレイ時の安定性、バグ・クラッシュなど技術面での問題が取り沙汰されることも。
• ルートの生成・レイアウトが毎日変わるとはいえ、長く遊ぶユーザーには変化の限界があると感じるという意見。

総評

“協力”をテーマに据えたシンプルながら強力なゲーム設計が光るPEAK。特に仲間とワイワイ楽しむ環境において、その真価を発揮します。とはいえ、内容が「登る」ことに特化しているため、長期プレイやソロプレイではやや物足りなさを感じる可能性も。しかしながら、価格以上の楽しみとテンションを提供するタイトルとして、多くのユーザー・批評家から支持を集めています。総じて「友人と気軽に始めて、山頂で笑える体験が欲しいならおすすめできる一本」です。

まとめ

「PEAK」は、インディーゲームの枠を超えた多くのプレイヤーに「登山×協力×サバイバル」というユニークな体験を届けています。毎日変化する山のルート、仲間との連携や助け合い、そしてミスが笑劇になる要素。価格も手頃で、日本語対応済みという点も国内ゲーマーには追い風です。もちろん今後のアップデートやコンテンツ拡充に期待という声もありますが、まずは友人を募って「山に登る」この新感覚アクションを体験してみる価値は十分にあります。今後の展開も楽しみな、注目作です。

ゲーム購入リンク

「PEAK」を配信したVTuber

vGamesでは12人のVTuberの「PEAK」配信がまとめられています。

最新の「PEAK」配信動画

最新の「PEAK」配信動画を紹介します。気になる動画があればチェックしてみてください！

まとめ

vGamesでは12人のVTuberの57本の「PEAK」実況動画がまとめられています。

特に白上フブキの配信が人気で、このゲームの魅力を多くの視聴者に届けています。

もし「PEAK」に興味を持たれた方は、上記のリンクからゲームを購入したり、VTuberの配信動画をチェックしてゲームの魅力を感じてみてください！