
「Clair Obscur: Expedition 33」のゲーム情報・配信情報まとめ。フランス発の新興スタジオが世に問うた、ターンベース RPG の新章。
2025年4月24日に発売された『Clair Obscur: Expedition 33』。Sandfall Interactive が手がけた本作は、ターンベース RPG の枠で「JRPG の正当進化」と評されるダークファンタジー。日本では発売当初は知る人ぞ知る扱いだったが、徐々に評判が広がっている。vGames では発売後22日間で葉山舞鈴が 1人で 10本にわたって本作を遊び込んだ記録が残る。
ゲームの概要
『Clair Obscur: Expedition 33』は、Sandfall Interactive 開発、Kepler Interactive 発売のターンベース RPG だ。2025年4月24日、PlayStation 5・Xbox Series X|S・PC(Steam)向けに発売された。Sandfall Interactive はフランスを拠点とする 30人規模の新興スタジオで、本作が同社のデビュー作にあたる。
公式が描く本作の世界観は、独特だ。画家と呼ばれる存在が年に一度目覚め、巨石にひとつの数字を書き付ける。その数字に該当する年齢の人々は皆、煙となって消えていく。年々その数字は減り、人々が消えていく。物語の今日、画家は「33」を描こうとしている。そして明日、33歳の人々が消える前に、彼らの最後の任務として送り出されるのが 遠征隊33 だ。
ジャンルは RPG / ターンベースストラテジー / アドベンチャー。近年ではアクション要素の強い RPG が主流のなかで、本作はターンベースに踏み込んだ構成と、フランス産スタジオならではの絵画的なアートディレクションで、独特の位置に立っている。

「すごい」とじわじわ聞こえてくる一本
正直に書いておくと、筆者は本作を未プレイで、配信で通しで追ったこともない。それでも本作のことは耳に入ってくる。「すごい」「JRPG の正当進化」。周囲のゲーム好きの口から、そういった評が後追いで聞こえてきた一作だ。
その「後追い」というのが、本作の日本での受け止められ方をよく表しているように思う。フランス産の新興スタジオが、ターンベース RPG という近年では珍しい設計で世に問うたインディー寄りの一作。発売当初の日本では大手 RPG ほど大きな話題にはなりにくい立ち位置だった。それが発売後、プレイした人たちから「これはすごい」という評が広がり、知る人ぞ知る一作から、徐々に広く知られる一作へと評価が育っていった印象がある。
筆者は RPG をあまり遊ばないクチで、「JRPG の正当進化」と聞いても本来は反応が鈍い側だ。それでも周囲のゲーム愛好家のあいだで本作の名前が繰り返し挙がるのは、その評価の確かさを示しているのだろう。本記事では筆者の主観評価には踏み込まず、公式情報と配信から見える範囲で本作の輪郭を書き留めておく。

ターンベース RPG という選択
近年のメジャー RPG はアクション化が進んでおり、ターンベース純度の高い大型タイトルは数えるほどしか出ていない。そのなかで Sandfall Interactive がデビュー作として ターンベース を選んだのは、ジャンルへの確信のような意思を感じさせる選択だ。
公式情報や配信から見える限り、本作の戦闘は古典的なターンベースを基礎に据えつつ、リアルタイムの回避やパリィといったアクション要素も差し挟む独自の組み立てになっている。「JRPG の正当進化」 という周囲評は、こうした「ターンベースの戦略性を残したまま、現代的なリアクション要素で間延びを防ぐ」設計を指してのことだと推察される。
世界観もまた本作の核だ。画家が描く数字によって命を奪われる世界、それに抗う遠征隊。煙となって消えていく住人たち。フランス美術の伝統を感じさせる絵画的なビジュアル。ストーリー、ビジュアル、戦闘システムが揃って独自の方向を向いている本作は、世界観の作り込みという観点で評価すべき条件を十分に満たしている。プレイしていないのが惜しい一作、と言ってよさそうだ。

配信で見る『Clair Obscur: Expedition 33』
vGames では、2025年4月24日の発売から 5月15日までの 発売後22日間 に、1人の VTuber による本作配信を 10本 記録している。本作を継続して遊んでいるのは、にじさんじの 葉山舞鈴 ただ一人だ。
葉山舞鈴は「革新的RPG最新作!王覇山、第33遠征隊の旅」を冠したシリーズ配信で本作に取り組み、10配信・約 93時間にわたって遊び込んでいる。1配信平均は約 9時間と非常に長く、ターンベースの腰を据えた進行を最後まで通すタイプの構成だ。
葉山舞鈴以外にこの集計期間内で本作の配信を残した VTuber がいないのは、本作の性質をいくらか反映しているようにも見える。ターンベース RPG はアクションゲームほどテンポよく見せ場が回ってこないため、配信の入口としては選びにくい一面がある。一方で、ストーリーと戦略の二軸が同時に動き続けるため、視聴者が腰を据えて並走するなら密度の濃い時間が約束される。葉山舞鈴の長期シリーズ配信は、まさにそうした「腰を据えた一本」として本作と向き合った貴重な記録だ。

まとめ
『Clair Obscur: Expedition 33』は、フランスの新興スタジオが世に問うたターンベース RPG であり、発売当初の知名度こそ大型タイトルに譲るものの、プレイした人たちから「JRPG の正当進化」と評される、じわじわ評価が育っていった一作だ。VTuber 配信としては葉山舞鈴の長期シリーズが唯一の記録だが、本作のような腰を据えて遊ぶタイプの作品としては、むしろこうした「深掘り型の配信」が本作の魅力を最もよく伝えてくれるかもしれない。
vGames では本作の配信を継続して記録している。気になった方は、ゲーム詳細ページから葉山舞鈴の遠征隊33の旅を覗いてみてほしい。

スクリーンショット
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「Clair Obscur: Expedition 33」を遊んだVTuber
vGames では発売日 2025-04-24 から 2025-05-15 までの 22日間に、にじさんじの 葉山舞鈴 が 10本にわたって本作を配信した記録が残る。集計期間内に本作を遊んだ他の VTuber はいないため、本記事の対象は葉山舞鈴の長期シリーズに絞られる。
葉山舞鈴は「革新的RPG最新作!王覇山、第33遠征隊の旅」を冠したシリーズで本作に向き合い、10配信・約 93時間という長尺で本作を遊び込んだ。1配信平均約 9時間という腰の据わった構成は、ターンベース RPG を通しで楽しむための一つのモデルケースだ。
下に挙げるのは、本作に触れた配信者である。長尺の RPG を腰を据えて並走したい視聴者には、本シリーズが最も向いている入口になる。
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編集: VGames編集部 — VTuberとゲームの情報をお届けする編集部




