
2025年下半期 VTuber 配信時間ランキング ── Switch 2 ローンチで塗り替わった勢力図
2025年下半期(7月〜12月)に観測された VTuber 配信 3,401本・合計 13,226時間 を集計し、ゲーム別・VTuber 別・ジャンル別・月別の配信時間ランキングを独自分析。1位は マインクラフト(1,331時間)。
下半期サマリー
2025年下半期(7月〜12月)に vGames が観測した VTuber 配信を、配信時間ベースで集計した独自ランキングです。集計対象は本サイトのデータベースに収録された 2025年7月1日 〜 12月31日 の配信 3,401本(うち duration が記録された配信のみ)、合計 13,226時間。延べ 66 人の VTuber、351 本のゲームが対象です。
下半期は Switch 2 ローンチ、ホロライブ・にじさんじの大型コラボ、新作 RPG・ホラーのリリース集中など、上半期とは色合いの異なる構造になりました。本記事では下半期独自の動向を独自分析でひもときます。
2025年通年で見ると、上半期 15,379時間 + 下半期 13,226時間 = 合計 28,605時間。下半期は上半期比で -14.0% の減少でした。
主な傾向
- 下半期最多配信時間ゲームは マインクラフト(1,331時間)。下半期全体の 10.1% を 1作品が占めました。
- 2位のR.E.P.O.(606時間)と合わせて、上位 2作品で 14.6% を占有。上位偏重の傾向は上半期と同様で、市場の構造が安定していることが伺えます。
- TOP 30 の合計は 8,182時間。下半期は新作と定番が混ざり合う「成熟期」型の分布になりました。
ゲーム別 配信時間ランキング TOP 30
2025年下半期、もっとも配信時間が長かったゲーム TOP 30 です。リリース時期が下半期に集中した話題作と、上半期から継続してプレイされる定番作が混在する独特の構造になっています。
TOP 5 ハイライト
1位 マインクラフト(1,331時間): 下半期も 42人もの VTuber が 335 配信を積み上げ、王者の座を維持しました。サンドボックス・サバイバル系の「終わりがない遊び」が、長期で配信時間を積み上げる強さを下半期も発揮しています。
2位 R.E.P.O.(606時間): 43人もの参加 VTuber を集め、コラボ協力ホラーの新定番として 2025年下半期最大級の流行を生み出しました。1配信あたりの時間は短めですが、参加 VTuber 数の多さが累積を押し上げました。
3位 エルデンリング ナイトレイン(595時間): 13人で 113 配信、1配信あたり 5.3時間 と、本作特有の「3人協力ローグライト」体験が長尺配信を量産しました。FromSoftware 作品らしい歯ごたえが、繰り返し挑戦の累積に直結しています。
4位 パワフルプロ野球2024-2025(461時間): 13人で 103 配信。スポーツゲームらしい「シーズン制の繰り返しプレイ」が時間を積み上げました。
5位 7 Days to Die(426時間): 11人で 117 配信。長期サバイバル特有の「血の月撃退ナイト」のような周期的なクライマックスが、シリーズ配信の継続性を支えました。
TOP 30 全ランキング
| 順位 | ゲーム | 配信時間 | 配信本数 | VTuber数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | マインクラフト | 1,331時間 | 335件 | 42人 |
| 2 | R.E.P.O. | 606時間 | 183件 | 43人 |
| 3 | エルデンリング ナイトレイン | 595時間 | 113件 | 13人 |
| 4 | パワフルプロ野球2024-2025 | 461時間 | 103件 | 13人 |
| 5 | 7 Days to Die | 426時間 | 117件 | 11人 |
| 6 | ストリートファイター6 | 418時間 | 106件 | 10人 |
| 7 | シャドウバース ワールズビヨンド | 416時間 | 95件 | 20人 |
| 8 | League of Legends | 381時間 | 59件 | 6人 |
| 9 | VALORANT | 339時間 | 67件 | 7人 |
| 10 | ポケモンレジェンズ Z-A | 257時間 | 66件 | 11人 |
| 11 | Silent Hill f | 254時間 | 41件 | 9人 |
| 12 | エスケープ フロム ダッコフ | 215時間 | 41件 | 11人 |
| 13 | Peak | 204時間 | 73件 | 27人 |
| 14 | Grounded | 200時間 | 24件 | 3人 |
| 15 | ドラゴンボールZ KAKAROT | 184時間 | 41件 | 5人 |
| 16 | Apex Legends | 175時間 | 57件 | 20人 |
| 17 | スプラトゥーン3 | 156時間 | 45件 | 13人 |
| 18 | ドンキーコング バナンザ | 154時間 | 34件 | 8人 |
| 19 | グランド・セフト・オートV | 149時間 | 31件 | 7人 |
| 20 | カービィのエアライダー | 146時間 | 52件 | 20人 |
| 21 | ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 | 138時間 | 34件 | 3人 |
| 22 | 利用規約に同意したい | 133時間 | 22件 | 12人 |
| 23 | エルデンリング | 127時間 | 18件 | 1人 |
| 24 | プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク | 125時間 | 20件 | 3人 |
| 25 | TCG Card Shop Simulator | 113時間 | 30件 | 12人 |
| 26 | Fate/Grand Order | 109時間 | 30件 | 2人 |
| 27 | 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! | 97.2時間 | 10件 | 1人 |
| 28 | 牧場物語 Let's!風のグランドバザール | 96.1時間 | 17件 | 4人 |
| 29 | 日本事故物件監視協会 | 89.6時間 | 39件 | 28人 |
| 30 | ARC Raiders | 88.3時間 | 24件 | 4人 |
VTuber 別 配信時間ランキング TOP 20
下半期の VTuber 別配信時間ランキングです。上半期と同じく「ゲーム配信に時間を投じた」観点。雑談・歌・コラボの非ゲーム要素は集計対象外です。
傾向と注目ポイント
下半期 1位は 葉山舞鈴(890時間)。21本のゲームに対して 109 配信を行い、上半期に続いて長時間配信を継続。配信時間という指標は、毎日のように配信を続けるストイックさの結果として現れる性質があり、本ランキング上位は VTuber 業界の中でも「労働時間」が突出しているメンバーが並びます。
下半期では新規リリースタイトルへの飛びつきと、長期定番タイトルの両方を扱う「ハイブリッド型」が上位に集まりました。
| 順位 | VTuber | 配信時間 | 配信本数 | プレイ作品数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 葉山舞鈴 | 890時間 | 109件 | 21本 |
| 2 | 夜見れな | 824時間 | 138件 | 30本 |
| 3 | 兎田ぺこら | 726時間 | 161件 | 58本 |
| 4 | 博衣こより | 655時間 | 126件 | 35本 |
| 5 | 葛葉 | 537時間 | 95件 | 19本 |
| 6 | 本間ひまわり | 397時間 | 99件 | 15本 |
| 7 | 姫森ルーナ | 396時間 | 84件 | 29本 |
| 8 | 渡会雲雀 | 369時間 | 101件 | 21本 |
| 9 | 星川サラ | 335時間 | 92件 | 22本 |
| 10 | さくらみこ | 324時間 | 97件 | 36本 |
| 11 | 甲斐田晴 | 322時間 | 113件 | 18本 |
| 12 | イブラヒム | 321時間 | 82件 | 24本 |
| 13 | 白上フブキ | 295時間 | 107件 | 39本 |
| 14 | 樋口楓 | 279時間 | 75件 | 35本 |
| 15 | アルス・アルマル | 272時間 | 43件 | 16本 |
| 16 | ロボ子 | 272時間 | 70件 | 13本 |
| 17 | 風真いろは | 255時間 | 66件 | 10本 |
| 18 | 獅白ぼたん | 251時間 | 81件 | 38本 |
| 19 | 尾丸ポルカ | 247時間 | 84件 | 23本 |
| 20 | 社築 | 244時間 | 52件 | 18本 |
ジャンル別 配信時間トレンド(TOP 30 ゲーム集計)
TOP 30 ゲームに含まれる主ジャンル別の配信時間集計です。
- 1. RPG ── 2,365時間
- 2. シミュレーション ── 1,629時間
- 3. シューティング ── 1,549時間
- 4. ストラテジー ── 606時間
- 5. スポーツ ── 461時間
- 6. 格闘 ── 418時間
- 7. パズル ── 392時間
- 8. プラットフォーム ── 358時間
- 9. レーシング ── 146時間
- 10. Indie ── 133時間
下半期はシューティング系(R.E.P.O.、エスケープ フロム ダッコフ、Apex Legends、VALORANT 等)の比率が上半期より高まっており、コラボ協力プレイ系の流行が反映されています。RPG は依然として強いものの、ジャンル分布は上半期よりも分散傾向です。
月別 配信時間トレンド
下半期内での月別配信時間の推移です。新作リリースとシーズン企画の影響が顕著に現れています。
- 2025-07: 2,834時間
- 2025-08: 3,065時間
- 2025-09: 2,601時間
- 2025-10: 1,336時間
- 2025-11: 1,658時間
- 2025-12: 1,732時間
7月・8月は Switch 2 ローンチ後の新作ブームと夏休み期間のロングプレイで配信時間が積み上がり、9月以降は新作の落ち着きと共にやや減少。10月以降は秋の新作リリース(Silent Hill f、ポケモンレジェンズ Z-A 等)で再び盛り返す波形になっています。
2025年通年の総括
上半期 15,379時間 + 下半期 13,226時間 = 通年合計 28,605時間。年間で延べ 131(重複含む)の VTuber、670 作(重複含む)が観測されました。
2025年は 「ヒット作の集中」と「コラボホラー系の量的増加」が同時進行した年でした。上半期は マインクラフト・モンスターハンターワイルズ が市場を牽引し、下半期は マインクラフト・R.E.P.O. が新たな主役となりました。年を通して 1位を保ち続けたのは マインクラフト。サンドボックス・サバイバル系の長期人気が改めて確認できる結果です。
本ランキングはあくまで vGames が観測できた範囲のデータに基づくもので、すべての配信を網羅したものではありません。各ゲームページ・各 VTuber ページから個別の配信履歴をご確認いただけます。2026年も新しい話題作と長期定番タイトルが入り交じるシーズンになることが予想され、引き続き注目していきます。